「すてきなよるに」 ブックローン出版(BL出版) 1997年2月発行 32ページ ヴォルフ・エァルブルッフ/作 上野陽子/訳 リンク ヒキガエル・ドブネズミ・コウモリ・クモ・ハイエナ、というあまり光の当たらない動物たちが […]
第50回 ほんとうのじぶん ってなに?
今回は、内田麟太郎さんをセレクトしてみました。表紙が大変インパクトがある絵本です。タイトルだけでは、さっぱり内容がわからないのがうれしいですね。大胆な挿絵とナンセンスな内容が相まって面白くなっている絵本、とおもいます。 […]
第51回 ひなたぼっこのすばらしさ
「じゃんけんねこ あかね幼年どうわ」 あかね書房 1977年6月発行 佐藤さとる/作 岩村和朗/さしえ リンク 枯れすすきのヤブで、二本足で立って、たっちゃんを通せんぼする、とらねこがいた。 「このやぶに 入ってきたもの […]
第52回 スクラブルでなぞとき
スクラブルというのは、文字タイル(コマ)をならべて単語を作るゲームです。使うアルファベットやコマの置く場所によって得点が加算されます。 今回ご紹介するのは、このゲームをからめた物語です。 「セブン・レター・ワード 7つの […]
第53回 星めぐって楽しむハロウィン
秋の気配がいたします。10月31日のハロウィンを先取り、ハロウィーン絵本です。いつだって読んでもいいとおもうんですが、秋のほうが、フンイキがデルとおもいまして・・。 本来は、古代ケルトの人々のお祭りで、死者を供養し、冬の […]
第54回 夏の夜のパーティにご招待
暑い夏の夜が舞台の月明かりのもとにすすむ幻想的な物語です。挿絵がとても美しいです。お花・ぼうし・楽器など小道具や鳥・虫たちがカラフルにかわいらしく描かれ、暗い背景の上に明るく浮き上がって見えます。 蒸し暑い夏の夜、ルーシ […]
第55回 きつねの怪しくも美しい行列に魅せられます
「きつね、きつね、きつねがとおる(ポプラ社の絵本2)」 ポプラ社 2011年4月発行 32ページ 伊藤遊/作 岡本順/絵 リンク 大人は見ることができるのに、小さな子どもには見えないものがある。 例えば、たくさんの人がい […]
第56回 夜のガーゴイルたちは・・
「ガーゴイル」が主人公です。ガーゴイルとは、『建物の屋根やひさしからつきだした、奇怪な人間や動物のかたちをした雨どい』。 昼のあいだ動けず、ずっと屋根の上でいるように作られた彼らには、いろいろ不満があるようです。 「夜が […]
第57回 カッパと対決
九州・鹿児島県の種子島の「宝満の池」が舞台のお話です。 河童は、川を主な棲家にしているようですので、淡水魚なのだと思っていたのですが、島にもいるということは、海水も平気なのでしょうか。塩気はカッパには悪そうなイメージなの […]
第58回 釣れすぎて、自分で釣ってる気がしない釣り竿
『とのさまと海 〜新作落語「殿様と海」より(古典と新作らくご絵本)』 あかね書房 2016年9月発行 32ページ 三遊亭白鳥/作 小原秀一/絵 ばばけんいち/編 リンク 「古典と新作らくご絵本」のシリーズは思い切ったイラ […]