当店は札幌にございます。本州のほうとは少し季節が遅れ気味。ただいまお花が元気よく咲き、フキノトウがぐんぐん伸びております。花のない茶色っぽい世界だったのが、緑が萌えピンクや白の花で明るく彩られています。気持ちが上向きます […]
第89回 素敵なライオンのぬいぐるみ
「ライオンららら (小学館の創作童話シリーズ18)」 小学館 1975年8月発行 44ページ 立原えりか/作 やなせたかし/画 リンク まりちゃんは、ライオンを一頭、おたんじょうびにもらいました。金色のたてがみに王様のし […]
第90回 奇妙な味
「ギャシュリークラムのちびっ子たち または 遠出のあとで」 河出書房新社 2000年10月発行 エドワード・ゴーリー/著者 柴田元幸/訳 リンク エドワード・ゴーリーです。アメリカ・シカゴ出身、1925年生まれ。 ほそ~ […]
第91回 美しい幻の庭で
ラストにふるえがきちゃうこの児童文学が大好きなのですが、ねたばれさせずにご紹介するのは難しいお話。想像がついちゃった、という方には先にお詫びいたします。わかったとしても素晴らしいお話ですので、よろしければどうぞ手に取って […]
第92回 昭和のはらっぱ
「はらっぱ」 童心社 1997年2月発行 36ページ 神戸光男/文 西村繁男/画 リンク ある町のはらっぱ周辺を1934年から現代(この本の初版は1997年)までの60年間が描かれています。 始まりは、1934年(昭和9 […]
第93回 むしはいやっ!てかたにもおすすめしたい絵本
虫が苦手です。かさかさ素早く動いたりぷよぷよっとしていたりサナギになって変態するというのがなんだか不思議で・・苦手です。なのですけれど、この絵本は楽しく読めます。見た感じカワイイのもありますが、捕り物帖の名調子が楽しいの […]
第94回 ありそうでなさそうな楽しい植物図鑑(トゲにご注意)
「ボンバストゥス博士の世にも不思議な植物図鑑」 西村書店 2014年2月28日発行 48ページ イバン・バレネチェア/作 宇野和美/訳 リンク 植物学博士ボンバストゥス・ドゥルシメールが作り出した奇妙奇天烈な植物を紹介す […]
第95回 かわいいアマガエル
子供のころ、アマガエルが大好きでした。かわいいアマガエルをバケツ一杯(多分30匹くらい)捕まえて、祖母に見せたところ、蒼白・無言になってしまいました。カエルが苦手と知らなかったんです、ごめん、ばあちゃん。 今も、アマガエ […]
第96回 銃声がしたら
「エレベーター」 早川書房 2019年8月発行 317ページ ジェイソン・レナルズ/著者 青木千鶴/訳 サイトウユウスケ/表紙装画 リンク アパートの外で、友達とおしゃべりしていた。そこへ銃声が響く。 そんなときは、駆け […]
第97回 抽象絵画がちょっと身近になるかもしれない
ワシリー・カンディンスキー(1866年-1944年)のものがたりです。 「抽象絵画」の創始者といわれています。 抽象画はなかなか理解されず、挫折を経験しつつ絵を描くことをやめませんでした。 「にぎやかなえのぐばこ カンデ […]