「きつね、きつね、きつねがとおる(ポプラ社の絵本2)」 ポプラ社 2011年4月発行 32ページ 伊藤遊/作 岡本順/絵 リンク 大人は見ることができるのに、小さな子どもには見えないものがある。 例えば、たくさんの人がい […]
カテゴリー: 絵本
第56回 夜のガーゴイルたちは・・
「ガーゴイル」が主人公です。ガーゴイルとは、『建物の屋根やひさしからつきだした、奇怪な人間や動物のかたちをした雨どい』。 昼のあいだ動けず、ずっと屋根の上でいるように作られた彼らには、いろいろ不満があるようです。 「夜が […]
第57回 カッパと対決
九州・鹿児島県の種子島の「宝満の池」が舞台のお話です。 河童は、川を主な棲家にしているようですので、淡水魚なのだと思っていたのですが、島にもいるということは、海水も平気なのでしょうか。塩気はカッパには悪そうなイメージなの […]
第58回 釣れすぎて、自分で釣ってる気がしない釣り竿
『とのさまと海 〜新作落語「殿様と海」より(古典と新作らくご絵本)』 あかね書房 2016年9月発行 32ページ 三遊亭白鳥/作 小原秀一/絵 ばばけんいち/編 リンク 「古典と新作らくご絵本」のシリーズは思い切ったイラ […]
第59回 夜のあいだに
ターコイズブルーの闇夜に輝く月、そしてちょっとブキミなフクロウの表紙に惹かれ、手に取りました。夜のあいだに、いったい何が起きるのでしょうか。 「夜のあいだに」 ゴブリン書房 2019年6月発行 42ページ テリー・ファン […]
第61回 夜にみまわるこびと
「みまわりこびと」 講談社 2014年10月27発行(原著は1960年) 25ページ アストリッド・リンドグレーン/文 キティ・クローザー/絵 ふしみみさを/訳 リンク 大事にすると、農場をまもってくれる小人のおはなしで […]
第62回 八方にらむ迫力ある猫
今日は、猫絵本をご紹介。 カイコガという虫は、幼虫から成虫になるため、サナギになりますが、その時、マユ玉を作ります。細い糸を口から吐き出し、丸長のかたちのマユを作りますが、これが美しい絹の生地のもとなのです。おかいこさま […]
第64回 路地裏の一本道で出会う怪異
以前もご紹介した「古典と新作 らくご絵本」シリーズです。噺家の柳家喬太郎さんの新作落語が絵本になっています。都市伝説をネタにした落語です。昔流行った都市伝説なので、小さな人にはちょっとわかりづらいかもしれませんが、落ちで […]
第65回 ちっちゃなゾウとちっちゃなネズミがおおきなまちで
「ちいさなエリオット おおきなまちで」 マイクロマガジン社 2018年7月発行 32ページ マイク・クラトウ/作 福本友美子/訳 リンク エリオットは、ちいさなぞうです。 象といえば大きいもの、というイメージですが、こん […]
第67回 テーマパーク!温泉
「あいうえおんせん」 くもん出版 2013年11月発行 32ページ 林木林/作 高畠那生/絵 リンク 詩人の林木林さんの言葉遊び絵本。温泉をあ行〜わ行、そして濁音のがざだば行と半濁音のぱ行で始まることばの温泉がたくさん。 […]