「ねこと王さま」 徳間書店 2019年12月発行 166ページ ニック・シャラット/作・絵 市田泉/訳 原著「THE CAT AND THE KING」 Nick Sharratt 2016年 リンク いまから少しむかし […]
カテゴリー: 児童文学
第142回 平安時代、橋を守る鬼と人
「鬼の橋」 福音館書店 1998年10月発行 340ページ 伊藤遊/作 太田大八/画家 リンク 小野篁(おののたかむら)という実在の人を主人公にした物語です。平安時代の初めごろの人で、たいへん書道が巧みで、みなお手本にす […]
第143回 帆船・キャンプファイア・海賊・楽しい夏休み!
「ツバメ号とアマゾン号 ランサム・サーガ1」 岩波書店 アーサー・ランサム全集版:1967年6月発行 487ページ (新訳版 ランサム・サーガ岩波少年文庫版 上下巻:2010年7月 340ページ/332ページ) アーサー […]
第144回 青銅器時代の少年ってどんなだったでしょう
イングランド、青銅器時代が舞台、少年の成長を描いた物語。愛犬との絆、友情、少年から青年への通過儀礼、とどきどきわくわく、てんこもり。 青銅器時代とは、青銅(錫と銅を合わせた金属)を使った金属の道具が使われた時代で、石で作 […]
第145回 怖がり屋の少年の大冒険。
「ローワンと魔法の地図」 あすなろ書房 2000年8月発行 216ページ エミリー・ロッダ/著者 さくまゆみこ/訳 佐竹美保/画家 原著「ROWAN OF RIN」 Emily Rodda 1993年 シリーズ「ローワン […]
第154回 ぼくだけのぶちまけ日記
岩波書店のSTAMPBOOKSシリーズの一冊をご紹介いたします。カナダのYAです。 犯罪を犯した家族を持つ少年のお話です。テーマが重くて辛くて、初めのほうで読むのをやめようかとおもいましたが、主人公をささえる自由で熱量の […]
第165回 妖精がサバイバル
羽を失った幼い妖精のフローリーの物語です。飛べないので仲間のもとに戻れない上に、危険な巨人の住む庭に落ちてしまいました。頑張るフローリーの冒険譚です。 「夜の妖精フローリー(ティーンズ文学館)」 学研プラス 2020年1 […]
第177回 セカイを科学せよ!
わが店主のモットーは「科学に心を開け」なのです。ちょっと似てなくもない、タイトルに惹かれ手に取りました。ミックスルーツの少年少女の悩み、イメージに惑わされず本質を探究すること、テーマがてんこもりですがよくまとまったこちら […]
第195回 なかよしふたりの共感と反発
「チョコレートのつつみ紙をはがすと、ぴかぴか光るぎんがみ。ぱりっとしていて、うすくて、ゆびでそっとやぶいてみれば、たちまちチョコレートのあまいかおりにつつまれて・・・・ これは、板チョコレートのクーちゃんと、なかよしのぎ […]