面白い海外文学・翻訳小説をご紹介したい、お勧めしたい。そんなフリーブックレット 『 BOOKMARK 』を配布しております。
翻訳者の金原瑞人さん、三辺律子さん、イラストレーターのオザワミカさんが、海外小説を様々なテーマで毎号16点、ご紹介しております。
年に2度の発行、12×12cm(CDのブックレットと同じサイズ)、23pのかわいい小冊子です。
「BOOKMARK 金原瑞人さんのオフィシャルホームページ」
↑↑ こちらのBOOKMARKのサイトにてバックナンバーのデータをダウンロードすることが可能です。
● 3号・4号・5号・6号・8号・9号・10号・12号・13号・14号・15号・16号・17号・18号・19号・緊急特集 の在庫がございます。
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_____ BOOKMARK最新号のお知らせ _____
■ BOOKMARK 20号 2023年春号 発行されました! ■
20号 タ イ ト ル は
詩の本特集 「It will resonate」
今号で最終号となりますが本を読む手はとまらない。
詩の本特集です。詩の本となっていますが、詩集もあれば、文学な詩、ロック・ラップの歌詞の本、最近英語圏で注目の散文詩形式のヤングアダルト作品など幅広く取り揃えております。序文を引用いたしますと「編集者ふたりの好きな作品をならべたらこうなりました、という感じのラインナップ。見事にごちゃごちゃだけど、『詩』といったって、こんなに広いんだぞという面白さ、楽しさを味わってもらえばいいと思う」。
ご紹介の本の作者は、エリザベス・アセヴェド、アンジー・トーマス、ジェイソン・レナルズ、ルイーズ・グリュック、劉暁波、ウォルター・デ・ラ・メア、パム・ムニョス・ライアン、N・H・クラインバウム、パウル・ツェラン、マイケル・オンダーチェ、文貞姫、トゥパック・アマル・シャクール、クローバー・ホープ、ピーター・バラカン、シャロン・クリーチ、サラ・クロッセン。ほんとに様々で広い詩の世界。どうぞお手にとってみてください。
巻頭エッセイ(2p)は、斉藤倫さん「詩と詩のあいだにあったもの」。漫画家に同名のかたがいらっしゃいますが、こちらは詩人・児童文学作家の斉藤倫さん。「どろぼうのどろぼん」でデビュー、最近は「ポエトリー・ドッグス」「私立探検家学園」シリーズを出版されています。洋楽の歌詞を訳する楽しさ、むずかしさについて。
残念ながら、BOOKMARKは今季の20号で最終号となります。とてもとても残念です。
・・・ 過去のBOOKMARKのテーマとエッセイ ・・・
– 過去のBOOKMARKの特集とエッセイ –
■創刊号タイトル『これがお勧め、いま最強の17冊』 エッセイ「このあいだした翻訳のこと」 江國香織
■2号タイトル『本に感動、映画に感激』 エッセイ「おもしろい物語に出会ったら、ついでに原作にも手を出してしまおう」 ひこ田中
■3号タイトル『まだファンタジー?ううん、もっとファンタジー!』 エッセイ・松岡佑子
■4号タイトル『えっ、英語圏の本が一冊もない?!』 エッセイ・東山彰良
■5号タイトル『過去の物語が未来を語る』 エッセイ・深緑野分
■6号タイトル『明日が語る 今日の世界』 エッセイ「SFって、政治小説?」 星野智幸
■7号タイトル『眠れない夜へ、ようこそ』 エッセイ「クラシックホラーファンタジーとのっぺらぼう」 恒川光太郎
■8号タイトル『やっぱり新訳!』 エッセイ「気合と気合と気合」 町田康
■9号タイトル『顔が好き』 エッセイ「翻訳物の装丁の手順とスクラロース」 川名潤
■10号タイトル『わたしはわたし ぼくはぼく』 エッセイ「ワイルドフラワーの見えない一年」 松田青子
■11号タイトル『Listen to books!』エッセイ・村上春樹
■12号タイトル『これ、忘れてない?』 エッセイ・佐藤亜紀
■13号タイトル『グラフィックノベル特集 絵+文字で、無敵!』 エッセイ「グラフィックノベルの新時代とスタン・リー95歳の死」小野耕世
■14号タイトル『against! 「NO」ということ』 エッセイ 「不羈 という一言」あさのあつこ
■15号タイトル『Be short!』 エッセイ・宮内悠介
■16号タイトル『Stranger than fiction?』 エッセイ・ブレイディみかこ
■17号タイトル『Books on Books 本についての本特集』 エッセイ・都甲幸治
■18号タイトル『英語圏以外の本特集・2 Other Voices, Other Places』 エッセイ・多和葉子
■19号タイトル『分厚い本特集 「Fat but/and Fun」』 エッセイ「分厚い本」桜庭一樹
■緊急号タイトル『戦争を考える Books and Wars』 29名のエッセイと戦争に関する書籍のご紹介。
■20号タイトル『詩の本特集 It will resonate』 エッセイ「詩と詩のあいだにあったもの」斉藤倫