「ちょびひげらいおん あかね幼年童話」 あかね書房 1977年9月発行 69ページ
長新太/作・絵

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長い長いひげをはやしたライオン。挿絵を見るに3・4mほどでしょうか。長いですね!毎日のひげそりを怠ったのでそこまで伸びちゃったのでしょうか。あまりに怠惰。しかしそこが面白さの発端なのです。
ひげが長くて苦労しているという話から、そのひげをヘビにかじられてしまって苦労し、やっとヘビをひきはがせたとおもったら、ひげが木の枝にひっかかって大風にあおられ凧のように舞い、とうとう・・というなんとも反応に困るシュールな童話です。オチがタイトルなのも、いいですネ。
この本を読んだ小さな人たちが、どんな反応をするか、見てみたいものです。
作者はきっとにやにやしながら書いたんだろうとおもうのですが、それを想像しますとまた楽しい。
なぜこういう展開になるのか・・と不思議な筋立ての楽しい絵本をたくさん描いておられる長新太さん。ナンセンスの神様、という異名をお持ちだそう。なるほど。
多分わたしが長新太さんの作品で初めて読んだのは「ごろごろにゃーん/福音館書店」。意味不明さに圧倒されました。ごろごろにゃーんごろごろにゃーん飛行機に猫がのりこみ、ただただ飛んでいく・・というお話です。が、意味不明さに圧倒されました。雑誌・母の友に掲載されていた「なんじゃもんじゃ博士」も好きでした。博士とアザラシが旅していくというただただそれだけなのですが、なんだか面白い。あまり記憶には残らないのですけれど(ごめん!)、不思議な魅力のあるお話です。