「あいうえおんせん」 くもん出版 2013年11月発行 32ページ
林木林/作 高畠那生/絵

詩人の林木林さんの言葉遊び絵本。温泉をあ行〜わ行、そして濁音のがざだば行と半濁音のぱ行で始まることばの温泉がたくさん。深海から宇宙まで、あらゆるところに温泉があります。挿絵をつけるのはたいへんだったのでは。
あ行は、赤ずきんの湯、いっすんぼうしの湯、うらしまたろうの湯、えほんの湯、おやゆびひめの湯・・といった具合に。
赤ずきんの湯は、湯船が仰向けのオオカミのかたちで、おなか部分にお湯がたまっていて、赤い頭巾をつけてお湯につかる、という趣向。オオカミの口へお湯が注ぎ込まれている絵が、なかなかすごい。
興味がわいたのは、さ行の「潜水艦温泉」総ガラス張りの潜水艦で深海を漂っています。深海魚を見ながらお湯につかったら楽しそう。
なにぬねのんびりのほほん湯「ねこのねころび湯」水の嫌いなネコと一緒におふろにはいれるなんて至高の幸せですね。
「なまけもののなごみ湯」木のうろにあるという湯船で、特になんてないのですが、名前がいいですね。
パ行は満腹どころです。「ぽかぽかうどん」温泉でうどんは、あまりないような。でも私うどん好きなのでいいですね!
や行の妖怪浴場。「妖怪混浴風呂」妖怪と人間が混浴です。妖怪とおしゃべりできたら楽しそう。
高畠那生さんのユニークな挿絵に、とんでも発想な温泉にフィットして非常に楽しい。テーマパーク並みにいろいろなお湯があるので、あれもこれもとたくさん浸かって湯あたりしそうなのがこわい。寒くなってきましたし、あったかいお湯につかってのんびりしたいですね。