「のろまなローラー」 福音館書店 1979年
山本忠敬/作・絵

ブルドーザ、はしご車、ショベル、除雪車、ささら電車、などお仕事仕様の働く車って大きくてぶこつな感じがかっこいいと思います。のりもの絵本の第一人者の一人、山本忠敬さんの絵本をご紹介します。

ローラーくんはのんびり走っていますが、でこぼこの道をたいらにして他の車たちが走りやすいようにしているんです。ゆっくりゆっくりでも確実に仕事をこなしていくローラーくんを邪魔扱いする他の車たち。「どいたり どいたり」なんて言われてしまいます。(時代を感じさせる言葉です。)早いばかりが能じゃない。道を作るローラーくんの働きをば見よ!

1979年発行なので、走っている車たちや町並みが”昭和”なのですがそこもまた良く、描きこまれた風景を見るのも楽しい絵本です。
ちょっと仕事がのんびりな私は確実に着実に仕事するローラーくんに憧れます。尊敬する人誰?ってきかれたら「のろまなローラーくん」・・と答えられたらいいなーとおもっていますがちょっと気恥ずかしくて言えずにいます。

他の絵本作品は・・・
「とらっくとらっくとらっく」「しょうぼうじどうしゃじぷた」「とべ!ちいさいプロペラき」  他たくさん。
図鑑的読み物は・・・
「機関車・電車の歴史」蒸気機関車の発明から現代の電車になるまでの鉄道の歴史。子ども向けですが挿絵が美しく見応えあります! 姉妹シリーズに「飛行機の歴史」もあります。のりもの絵本の他に・・
「こうもり」こうもりの生態・暮らしがわかる!
「むかしのしょうぼう・いまのしょうぼう」江戸・明治・大正・昭和の消防活動や消防車の発達・歴史など分かりやすく絵で説明されています。