お初にお目にかかります、なちぐろ堂と申します。まずは、当店の自己紹介をばさせていただきます。 札幌市にて、夫婦で営業しております古本屋です。なちぐろ堂という名前は、”那智黒石”という美しい黒い石から連想して「那智黒」と名 […]
第1回 猫の本
なちぐろ堂は、科学史関連の書籍の収集に力を入れております。店員の私は、「子どもの本」に興味がございます。 このブログでは、おもに絵本・児童文学のご紹介してまいります。一話一冊ピックアップの予定なのですが、しょっぱから規定 […]
第2回 わたしの大好きなどろぼうさん
今回は、児童文学をピックアップしてみました。 ホームズよりルパンが好きなのは、子供の頃の愛読書がコレだったからとおもいます。 「大どろぼう ホッツェンプロッツ」 1966年 「大どろぼう ホッツェンプロッツ ふたたびあ […]
第3回 ぐずるドラゴンがかわいらしい絵本
「もっかい!」 フレーベル館 2012年発行 エミリー・グラヴェット/作・絵 福本友美子/訳 リンク ぐずるドラゴンなんてありそうにない、のが面白いこの絵本。 幼いドラゴンのセドリックが主人公です。おやすみ前に、お母さ […]
第4回 はたらくくるま
「のろまなローラー」 福音館書店 1979年 山本忠敬/作・絵 リンク ブルドーザ、はしご車、ショベル、除雪車、ささら電車、などお仕事仕様の働く車って大きくてぶこつな感じがかっこいいと思います。のりもの絵本の第一人者の一 […]
第5回 恐竜を飼ってみる
「きょうりゅうのかいかた (岩波の子どもの本)」岩波書店 1983年3月発行 くさのだいすけ/文 やぶうちまさゆき(薮内正幸)/絵 リンク まきとめぐみは動物好きのきょうだいです。 カメ・金魚・インコ・カブトムシを飼って […]
第6回 スウェーデン発、ストレンジワールド行き。
「セーラーとペッカ、町へいく」(セーラーとペッカシリーズ1) 偕成社 2007年 スウェーデン ヨックム・ノードストリューム/イラスト 菱木晃子/訳 リンク このところ北欧ミステリを読んでいます。絵本も北欧モノを、と探し […]
BOOKMARK14号-最新号発行のお知らせ
海外翻訳小説をお勧めする フリーブックレット 『 BOOKMARK 』を配布しております。翻訳者の金原瑞人さん、三辺律子さん、イラストレーターのオザワミカさんが、毎号、様々なテーマで16点のおすすめ海外小説をチョイスいた […]
第7回 いじわるにアゲンスト
「いじわるブッチー」 徳間書店 1994年5月発行 バーバラ・ボットナー/文 ペギー・ラスマン/絵 ひがしはるみ/訳 リンク 表紙の意地悪そうな女の子がブッチー。とてもインパクトある少女です。でもブッチーが主人公ではあり […]
第8回 不器用な愛され熊
「どんくまさん」シリーズ 至光社 1967年から1997年 蔵富千鶴子/文 柿本幸造/絵 リンク 柿本幸造さんというと、まあるいフォルムのかわいいウサギのお話「どうぞのいす」が有名と思いますが、私はあえて言うなら、どんく […]